身分を確立して
音楽という名の聖殿へと進む

都市に生まれた排湾(パイワン)族の末裔は、生まれ育った高雄の土地では、部落の子供の一人に過ぎませんでしたが、排湾部落に戻れば、そこの血は水よりも濃く、その場所は彼を彷彿とさせる場所でもあり、都市の子供でもあったために身分の違いが生まれ、どこに属すも、自分の居る場所も自分の身分もわからずにいた彼は、途方に暮れて立ち尽くしていました。そんな時、日本から来たAkiの愛情と巡り会い、妻となった彼女と部落の根を探す旅に出て、少しずつ自分の身分の輪郭を理解するとともに、巴頼に伝統文化と現代のクリエイティブを取り込む機会を与えました。

「今では、すごく自然になりました。自分のいる場所を見つけて、前に進めばいいんです。」以前のように身分で苦しむことがなくなったのは、自分が誰だか自分でよく理解して、努力する道を見つけたからです。2012年、巴頼の名が《台湾原創流行音楽大賞原住民語首賞》にノミネートされ、人生の理想と音楽創作でのターニングポイントとなっただけでなく、今までの疑いの声や迷いを一網打尽にし、彼にさらに前を向いて努力し続ける自信をつけました。

真珠のようにピュアな初夢を摘み取り
昔ながらの完璧な透明感を出す

「生活に絶望するたびに、ギターを弾いて、メロディーを口ずさみながら歌の創作に没頭しています。」巴頼は、夢を実現させるための道のりをゆっくりと歩く中で、自分の意思をしっかりと持つことが大切だと話してくれました。自らが描いた夢の地図から実際にアルバムを出すまで、夢という孤独だけれども光り輝く道を歩きながら、純粋に音楽の理想のために、法律学士の身分を捨てて、親友と大げんかをしたこともありましたが、アグレッシブな巴頼は、厳しい生活というプレッシャーにもめげずに、創作と生活を楽しみ、メロディーでスピリチュアルと日々の出来事を記録し、音楽で愛する家族に思いを伝え続けました。

「私にピッタリなアルバムです。」これは、巴頼がファーストアルバムを見た感想です。どこまでも響き渡る声で原住民の昔ながらのメロディーを歌い、鮮明な歌声で多変な異国のリズムを歌い、そのリズムに乗せて八年間の土地への思いを伝え、生活の様と夢へのこだわりが詰まった《古老的透明(古老の透明)》は、巴頼の初夢、そして台湾の土地と原住民の文化の3者の対談が産んだアルバムであり、音楽のスピリッツの象徴でもあります。

都蘭芸術の雰囲気が認められ
妊娠、出産後もスピリッツ創作を

都市に揉まれて成長した巴賴は、部落に戻り生活をすることを決めました。もう一度、音楽のあり方を考え、更に創作に専念しようと、サイクリングで台湾一周をしている中で、台東の都蘭の芸術の雰囲気に感化され、都蘭に移り住む決心をしました。彫刻から木工や鉄工など創作の源に、様々なインスタレーションを様々な形態で表現し、現代の原住民の思想観念と結合させ、ギターの演奏に合わせて、一つずつ歌詞とメロディーで再現したのです。

簡単でありながらも堅実的な台東の生活は、巴頼の創作教育にも反映されています。2016年に、巴頼と原住民音楽人の巴奈は共同で「双巴吉他弾唱班(双巴ギター弾き語り教室)」を開設しました。今までのギター教室とは異なり、双巴(巴頼と巴奈)は、簡単なギター演奏のシステムを引用しながら、文字とボディーランゲージを合わせて、生徒に音楽に聞き入ること、心の本当の声を表現すること、自分の音楽を創作することを教えています。

巴頼は、メロディーで地元生活の全貌を表現するとともに、すべての人の心にある夢を織り成しています。

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